2005年二学期 .

 

■今週のせいやくん 12月4週目 (しょうこ先生レポート)

 なんと、3年生の2学期も終わりです。
 行事盛りだくさん、勉強もぐんぐん難しくなり、充実した毎日だったと思います。何よりも、せいやくんが特に事故や体調を崩すことなく学校生活を送れたことが、一番よかったな〜とホッとしています。
 皆さん、どうぞよいお年を…。

■今週のせいやくん 12月3週目 (えつこ先生レポート)

 長かった二学期も残り一週間となりました。でも遠足や文化祭など行事がたくさんあったせいか、とても早かった感じがします。
 一学期と比べて変わったなぁと思ったのは、昼休みにたくさん外で遊ぶようになったこと。はじめはだるまさんが転んだだったのがケイドロになり、今はケイ(追いかける役)専門。寒い日もみんなと一緒に走り回ってます。
 それから、給食も一学期よりは食べられるようになった気がします。(相変わらずせいやくんは苦手と言ってますが…)盛られた量はだいたい時間内に食べられるようになり、「ちょっと待って」の回数も減ったし。
 三学期はまたどんな変化があるか楽しみにしつつ…。

■今週のせいやくん 12月2週目 (えつこ先生レポート)

 今日は持久走体会当日。三年生は朝いちスタートだったので、学校に着いたと思ったらすぐ学校隣りのグラウンドに移動(野球場)。
 私は試走の日走ってないのでちょっと広さに唖然(◎o◎)!1Kmくらいいけると思ったけど、甘かったか?!
 せいやくんは走る前にしっかりタンを取って準備万端に。あっという間に女子がゴールして、いよいよ男子の番。スタートラインに立ちいざ!と思ったら校長先生のピストルが鳴らないというハプニングもあり、しきりなおしてみんなリラックスした中でスタート。
 さすが本番みんな速い速い。みんなに追いつこうと必死で走ってせいやくんはいつもにも増して頭がぐらぐら。ハイペースと芝にも足を取られ一周をすぎて失速…。担任の先生が代わって半周走ってくれて(助かりました...(^_^;)ちょっと復活。みんなが「せいやくん頑張れ!」と言ってくれて、なんとか頑張って走ったけど、前の子に追いつけず、結局最後でゴール。でも完走できました。
 終了後せいやくんは疲れもなく四年生の走りを見ていました。今回の感想は「担任の先生が押すのが速くてびっくりした!」とのこと。私としては、終わった…の一言のみです。

■今週のせいやくん 12月1週目 (しょうこ先生レポート)

 4月から比べると、せいやくんの体力はかなりアップしています。最近の学校でのせいやくんの行動パターンは、持久走の練習、昼休みの外遊び、体育のある日は体育(これは出来るものには参加なので時々見学)、郊外での学習等移動もひじょうに多い日もあります。それでも最近せいやくんの口から疲れた、という言葉は聞かれなくなりました。
 とてもがんばる姿を見せてくれます。そして車椅子とはいえ、動き回ることを本当に楽しんでいます。
 そんな中困ることは、せいやくんが休憩を嫌がることです。たぶん疲れていないのに何で休憩をする必要があるのか、せいやくんの中に疑問があるんだとおもいます。体の疲れや感覚がないことは、本人が自覚しにくいことだけに、とても危険です。同じ姿勢をとっていなければいけないせいやくんの体には、相当の負担がかかっています。せいやくんが休憩中に「もう戻りたい。」と言うのを「みんなが掃除することより(休憩は学校の掃除の時間)体を休めるのは大切なこと。」と説明しますが、納得できない様子です。
 みんなと同じでいたい…と思うせいやくんの気持ちは受け止めたいけど、けじめは必要と思っています。

■今週のせいやくん 11月4週目 (えつこ先生レポート)

 来月の持久走体会にむけて、練習がはじまりました。2時間目が5分早く終わり、みんな一斉に校庭に集合します。準備体操が終わったら、一年生から六年生までがぐるぐると校庭を走ります。せいやくんママが言っていましたが、「圧巻」の一言!すごいです。せいやくんは危なくないよう、内側を走っています。5分走ですが結構大変。せいやくんも毛布をベルトで止め、頭がぐらぐらするのに負けず、頑張って走っています。私も体力を付けるべく、走っています。当日の距離は1Km… ガンバリマス。

■今週のせいやくん 11月3週目 (しょうこ先生レポート)

 せいやくんのクラスメートは、せいやくんが学校でみなと同じ勉強をしていることを当たり前のことと考えていることは、前にも書きました。せいやくんは何でもできる、と思っているし、せいやくんが書いた絵や字がうまければ素直にほめてくれます。
  そんなみんなも、ひとつだけせいやくんが出来ないと思っていることがあります。それは、「元気よく返事、挨拶をする」ということです。
  恥ずかしがりやのせいやくんは、相手が挨拶しても、目を伏せてぎゅっと口をつぐんでしまいます。私が特に印象に残っていることは2つあります。
  まだ4月、進級して間もない頃、はちきれそうに元気いっぱいの1年生がせいやくんに話かけてきました。「なんでそんなのにのっているの?どうやって勉強してるの?・・・」など、など。たしかに、少し失礼な質問もあったと思いますが、1年生は純粋にせいやくんを知りたいから質問してきたのです。しかしせいやくんは、最後まで一言も話さず、目もあわせずにいて、何度かその子に会うたびに無視することに決めた様子でした。その子は何度話しかけても返事のないせいやくんを、「口がきけないんだね。」といって、二度と話しかけてこなくなりました。
  もうひとつ。筑波山に登ったときのことです。せいやくんがケーブルカーに乗るには、長い階段を大人が数人がかりで車椅子ごと運ばなくてはなりません。
私たちが声をかけると、気軽に駅員の方たちは手を貸してくださいました。この作業は往復で行われたわけですが、一度もせいやくんが駅員の方に挨拶したり、お礼を言ったりすることはありませんでした。
  これでいいのかな?もちろんいいわけありません。
というわけで、今せいやくんは挨拶、自分の考えをきちんと相手に伝える、ということに関して特訓中です。

■今週のせいやくん 11月1週目 (えつこ先生レポート)

 今日文化祭がありました。
今は小学校でも本格的な文化祭をやるのだと少々驚きました。

学年ごとにテーマがあり、3年生は「リサイクル」
ペットボトルや牛乳パックでおもちゃを作ることになりました。
せいや君は楽器チームで「カスタネット」担当、来たお客さんに作り方を教えます。

午前中に1部から3部にわかれ、せいや君は3部の担当だったため、まず友達と他の学年のコーナーへ。
歴史に関するクイズや双六をしたり、3年生の別のクラスで飛行機やブレスレットを作りました。
そしていよいよ3部…お客さんに作り方を教えます。

はじめのお客さんは知らない同士だったため、ちょっと緊張気味、声も小さめで…
でも、なんとか終了。
その後はクラスの友達、ママ、すばるくん、そしてスペシャルゲストでのりこ先生!!…etc.
のりこ先生が来たときのせいやくんは本当に嬉しそうな顔でしたよ!

もう少し知らない人にも教えられて色々な人と交流できたらよかったのになーとは思いましたが頑張って仕事をやり遂げることができました。

午後は校庭でバザーを見たり、ゲームをしたり…
すばるくんも一緒に遊べて楽しそうでした。

普段の日とは違うせいやくんの顔を見ることが出来た一日でした。

■今週のせいやくん 10月3週目 (しょうこ先生レポート)

 三年生から始まった書道は、「一」から今は「力」を習うまで上達しています。この時間は比較的せいやくんも楽しみながらすすめているようです。まだまだせいやくんが毛筆を扱うのに、改善しなくてはならないこともありますが、「もう一枚書く!」と張り切るせいやくんは頼もしいです。

■今週のせいやくん 10月2週目 (しょうこ先生レポート)

 少し前のことになりますが、国語の授業で手紙の書き方を勉強しました。封筒の宛名の書き方、手紙の最初に必要な文章、終わりの文章の書き方など、通信手段が多様化した今、子供達には新鮮な学習だったとおもいます。
 子供達はそれぞれ、おじいちゃん、おばあちゃん、幼稚園のときの先生、引っ越した友達など、手紙を送る相手を自分で選んでいました。せいやくんが選んだ相手は、弟のすばる君でした。弟に書く手紙は兄として手を抜くわけにはいきません。
 3年になって介助員が変わったり、板書の文字が多かったり、ノートの桝目が小さかったりと、なかなか文字を自分自身で書くことに消極的だったせいや君でしたが、今回は俄然がんばりを見せてくれました。弟への手紙をまさか私が代筆するわけにいきません。せいやくんが持参した便箋は、だいぶ行間が細く、書き込むのに苦労しつつも、いつものせいやくんなら「てつだってよー。」と根を上げるところが、一生懸命書いていきました。納得できない文字は何度も書き直ししました。弟への思いと、兄であることの意地がせいやくんをがんばらせます。途中何度か文章を書き加えました。やっと書き上げた手紙はせいやくんの思いであふれていました。よくがんばったね。これからもこのがんばりを見せてほしいなぁ。せいやくんの手紙を受け取ったすばる君はどんな顔をしたでしょうね。

■今週のせいやくん 10月1週目 (えつこ先生レポート)

9月30日遠足に行ってきました。
天気も爽やかな秋晴れという感じで気持ち良く、バス乗り場で待っているとせいやくんとママが到着。
朝早かったけど、せいや君元気そう。

私とは2度目のバス乗車。
今回は目的地までママとしょうこ先生は車で追いかけてきます(なので心強い!)
バスの中はレクで大盛り上がり!!(クイズの正解者には賞品もあったりしました)
本当は雨天時の水族館に行きたーーいっていう声がクラスでは多かったのに、みんな目的地の山が近づくにつれ、「すごーーーい」と大興奮。

バスの中でせいや君も「見てみて、綺麗な景色」と楽しそう。
そしてトラブルもなく到着。ママ、しょうこ先生と合流。
今日はせいや君はケーブルカーで登山ということで、みんなを見送った後、ママの車でケーブルカーの乗り場へ。

でも、これが大変な山道でママの努力のおかげでなんとか駐車場へ・・・
そこから乗り場までの少しの距離を3人で車椅子を押しケーブルカー乗り場へ。
(私にとってはそこが山登りと実感したところ)
その後は職員の方が手伝ってくださり、
ケーブルカーで頂上まで行きました。
頂上につくとなんともうみんな到着していてびっくり!!
(なんでももの凄く早いペースだった・・・と担任の先生)
その後グループごとにお弁当となりました。
グループの友達が自分のおかずをせいや君に「あげたーい!」せいや君の周りを取り囲んでいましたが、寒かったせいか食欲が今ひとつわかず・・・
(それとも介助者が2人でプレッシャーだったかな?)

その後おみやげに小さなカエルを買って、あっという間に下山。
なんだかとても早かったです。

帰りのバスはドラえもんのビデオをかけてもらっていたのでせいや君はしっかり見ていました。私はちょっと疲労が・・・

行く前は私自身もいろいろ不安でしたが、無事帰ってこれて一安心の遠足でした。
皆さん、お疲れ様でした。

■今週のせいやくん 9月4週目 (しょうこ先生レポート)

 雨が降る毎に涼しくなっていき、遅い秋の到来を感じるようになりました。
食欲の秋ですね〜。
 食欲と言えば、せいやくんは大変な小食で、介助を始めた頃は給食のたびに、困っていました。「いただきます」の挨拶とともに口を真一文字に結んで、食べることを拒否してしまう有様でした。無理やり口にいれたり、お友達に手伝ってもらったり、挙句のはてには、「かわせ先生のときはもっとたくさん食べていたよ。」と周りの子に言われるしまつ・・・。原因は何か分からないまま1学期が過ぎました。
 2学期になり、えつこ先生と話しているとき、ふと私がせいや君の口に運ぶペースが速すぎるのではないか、ということに気づきました。というわけで、ほんとに5分に一度くらいのゆっくりペースで、周りの子とおしゃべりしながら食事をすすめていったところ、お皿に盛られた分は食べられるようになってきました。やったー。
 でも、さりげなくせいやくんには伝えないで内緒にしています。せいや君だって自分のペースがあるのに、いつまでも気がつかない私に対して、腹を立てていても無理はなく、給食と聞いただけでうんざりしていたんでしょうね。反省するとともに、それまでに要した時間を思うと、せいや君の言うことを(せいや君のやりたいことを)もっと真剣に聞いていかなければ、と思いました。

■今週のせいやくん 9月3週目 (えつこ先生レポート)

 週のはじめは、真夏なみの暑さで学校生活は辛いものが・・・
せいやくんも「暑いーー」とややバテ気味。
アイスノンもすぐに溶けてしまうし、職員室で勉強したい・・・と。

 でも週の終わりは少し涼しく過ごしやすかったです。
いつも昼休みは休憩室で友達と遊ぶのですが、
珍しく(というか、私が介助した中でははじめて)
「中庭で遊ぼう!」とせいや君から声がかかりました。
友達数人と『かくれんぼ』や『だるまさんが転んだ』をして遊びました。
かくれんぼでは、「あそこに隠れて」と指示を出し、「えー?こんな狭いところに入れるの??」と思ったけどちゃんと入れるスペースがあって、感心してたら「前にも遊んでたから」と。

 確かに1、2年生の頃は外でも遊んでいたんだよね。
3年生になってなかなか外遊びの機会がなかったけど、これから寒くなるまでの間、外でも遊ぶ時間を持とうと思いました。

■今週のせいやくん 9月2週目 (しょうこ先生レポート)

 お久しぶりです。いよいよ二学期が始まりました。
 せいや君は充実した夏休みを送り、元気に登校しています。
 夏休の私の体験を書くので、興味のある方は読んでみてください。
 わたしは普段全く電車を使うことがないのですが、たまたま2歳の末の子を連れて、電車に乗る機会がありました。そのときは、ちょうど込み始めてきた時間帯で、ベビーカーを押しながら駅に進んでいったのですが、まず、切符売り場までたどり着けず、困惑しました。前後左右から来る人の波がとぎれず、とてもベビーカーを押したままでは進めなかったのです。何とか切符を買ってホームへ向かうと、当然ですが、エスカレーターはベビーカー使用禁止で、片手に子供、片手にベビーカーを抱えていかなければなりませんでした。そのほかにここでは書ききれない程、不便な思いをしました。その間私は、ずっとせいやくんのことが頭から離れませんでした。
 電車が好きで、よく乗っているというのは聞いていました。せいやママのホームページを読んで、なかなか自由に電車に乗れないことも、頭では理解していました。でも実際自分が少々不便な思いをしてみると、せいやママの思いが痛いほど分かりました。
 人間は他人の痛みを知るには、自分も同じ立場にならないと、ほんとのことは分からないのかな・・・?
 というより、そうであった自分に気づきました。それというのも、駅にいたほとんどの人の、無関心な顔が、ものすごく恐怖心をあおりました。私の場合は、子供を抱っこしてしまえば、移動は可能でした。でもせいやくんの場合は、電車に乗ることに限らない不便さを抱えています。
 障害を持つ方々が大変な思いをしているのは、生活,設備に限らず、世間の人の無理解、無関心なんだ、と思い知らされた一日でした。

■今週のせいやくん 9月1週目 (えつこ先生レポート)

 長かった夏休みも終わり、二学期がスタートしました。
せいやくんは、夏休みの楽しかったこと(秋田での虫取りや花火etc)を話してくれました。

 さて、二学期は新たな目標を自分で決め、新しい係も決めました。
せいやくんは、新たに保健係になりました。
 毎朝職員室まで欠席人数を書きにいったり、ケガした友達を保健室に誘導したり・・・色々と活躍できそうですね。

 それと学級委員にも推薦されました。
せいやくんは、やる気はあったけど仕事を全てやりきるのは難しい・・・ということで残念ながら辞退。でも、クラスの友達からのあつい信頼はバッチリです!

二学期も、自分自身で決めた「学校を休まない」の目標で皆勤記録を更新していこう。